30,000円も払って、大して使ってもないのに、1年半で逝くという物悲しさと怒り。
分解して分かったこと
内部構造の仕様・設計が未熟であるがために、熱が籠もりやすい、一切放熱しない、駆動部分が本体や内部部品を慢性的に削り続けるため、仕様・設計が起因する故障が必然的に発生する可能性が非常に高い。
前回の続き、メンテ編です。
駆動部の金属を削る
リューターを用いて、金属同士が摩擦で削れて金属片が内部に散りまくっているので、当たらないように削りました。
本体が勝手に削れていく謎の仕様
しっかりしてほしいなぁ、もう。。同じ商品や後継機種を買う気が失せてきますな・・・
こっちは削ったのではなく、駆動部のネジ頭が本体のプラスチックに接触しているのか削れています。
熱が溜まりやすい部分は、摩擦抵抗をなくせばよいのではないかと考えて、家にあったグリスを塗りたくってみることに。
グリスアップ
駆動部の接合部にもグリスを。
おまけ:RG-02のバッテリー情報
どこにも出ていないので載せておきます。このバッテリーはALIEXPRESSとかで売ってるのでバッテリーのヘタリを復旧出来る可能性が高いです。
コントローラー基盤の接続のためにプラグを加工する必要があるかもしれません。
DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02のバッテリー情報
- バッテリー仕様:リチウムイオンバッテリー 14.4V 2600mA 37.44Wh
- モデルナンバー:SW18650-4S1P 4INR19/66
修理・メンテナンスした結果
ぱっと使った感じだと、治っているように感じますが・・・
- 本体の振動は改善していない(そもそも振動していた説もある)。
- 振動は大きくなったかな、完全に組み上げていないのもあるけど・・・
- 圧を入れて回転速度が上がるが、離しても速度が戻らないことがある。
- この状態なると発熱が激しくなる傾向だということが分かった。
- モーターか制御基盤の故障か不調なのかもしれない。
今回の修理・メンテナンスチャレンジを行った結果、
前回の諸症状は大分改善されて普通に動くようにはありました。が・・・
これで、しばらく使用継続していって、
異様な発熱が続くようであれば、別メーカーのリリースガンを買います。