30,000円も払って、大して使ってもないのに、1年半で逝くという物悲しさと怒り。

調子悪い→壊れた(639日)

ヨドバシカメラで2021年7月22日に購入した「DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02」。
2023年4月22日に正式に故障と認識して落胆。

639日目、1年9ヶ月きっちりで故障。

最近、何度か家族に貸したところ「充電されてない❗」「すぐ止まる❗」とクレームを受けていてたので気にはなっていました。充電して渡しているし変だなぁと思っていました。

使用頻度

週に1〜2度、10分〜20分使うか使わないか。充電も40〜50回くらいと出番は少なめ。

症状

  • 通常は圧をかけると速度が上がり、離すと速度が下がるが、話しても下がらない、または電源を入れてた時点で既に高速状態。
  • 本体の振動が増える。
  • 本体の上部がすぐ熱くなる。
  • 熱を持つ部分が、アタッチメントの接合部だけじゃなく外装のプラ部分も異様に熱くなる。
  • 圧をかけると止まってしまう。
  • 電源を入れても動き出さない。

熱を持つのがとにかく怖い、放熱性能がほぼ0の「DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02」なのに、開幕から接合部のアルミと集会のプラパーツが熱くなって計測しても60℃や70℃が当たり前の状態で、溶けるか爆発するのではないかと思うくらいがとにかく恐怖。

どうするか考える

  • 修理に出す(高いし負けた感じしかしない)
  • 分解して遊ぶ(諦めて次の機種を探す)

修理費用を調べてみると保証外で12,000円という情報を見て萎える。

悲しさと怒りを噛み締めつつ、ちょうどAMAZONのセールもやっているので、別機種を選定しながら分解してみましょう。

あわよくば修理できて復活出来ることを期待して・・・

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02の欠点

  • 放熱性能が0で、熱が籠もり連続使用ができないくて不便。
  • 先にコンセントに差してあるアダプターから充電プラグを本体に挿して危ない(充電方式がACアダプターでLightningやUSB-C感覚で充電を始める)。

特に後者は1、2度プラグを刺したとき火花が散ったことがあり怖い思いをしたことがある。

分解を通じて、熱問題の原因が見つかるといいな。

分解

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02 分解、修理を開始

「なぜ熱を持つのか?」を、とにかく解決したい。

分解を始めるといつも悩むのが「ネジ、ネジ穴の隠蔽」。プラスチックのヘラで分解するきっかけを慎重に探していくと、右面のカバーを外すことに成功。

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02のバッテリー、駆動部分

予想していたシンプルな構造ながら、バッテリー部分が熱くなると思っていたが全然違う場所にあった。使っていてバッテリー部分のハンドル部分は熱くなることはなかったので、その辺は優秀。

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02の故障箇所、金属やプラが削れた破片が・・・

パット見、中身が汚いなぁと思って近寄ってみると・・・

プラスチックの破片やカス、金属の破片や粉が部品に大量付着しているではありませんか。

これは、駆動部分が常に本体内部のどこかに当たり削れているのはないかと予想。

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02の部品が削れている

駆動部分の一部が接触して削れてしまっているのを確認。

この金属摩擦で発熱している可能性もありますな。。

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02の製造不良

1箇所、爪が内側に折れているのを確認。分解する際にこっち側に折れることはないので、中国の製造者の組み上げが下手クソだったという一面を垣間見ました。

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02のアルミ軸

駆動部分のアルミ軸もプラスチックのカスが大量にこびりついて汚い・・・

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02の設計不良

シャフトを分解すると、シャフトも削れていることを確認。クリアランスが少ないのか、なんなのか。

適当だなぁとががっかりする瞬間・・・

DOCTORAIR リカバリーガン PRO RG-02の内部清掃

外的要因とは思えない、製造部品の色をしたプラスチックや金属のカスが大量に出てきました。

あらかた分解と清掃を終えたところで・・・次回は、メンテ編です。

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Last Update: 2024-03-01