iPhone 12 Pro Max 256GBの返品

Apple製品は使っても返品可能

Apple製品は2週間は試用できる、経験上7日以内に返品手続きを行い、手続き後7日以内に返品可能な投函場所に持ち込むという形で最長14日。
シーズンによっては延長されて、実は今回返品する製品は来年の1月20日まで試用期間がありました。
今回の返品処理では依頼後、２週間の猶予がありました。コロナの影響か延長気味なのは間違いないです。

たっぷり２ヶ月半、返品前提で試用し、その１０ヶ月後に新型を買うという選択肢も当然ありました・・・が・・・・

Apple iPhone 1度目の返品：中途半端なサイズと重量、そしてFaceID

2017年11月、iPhoneXが発売されました。それまでiPhone6 Plus, iPhone7 Plusと大型機を採用し、新型を楽しみにしていたところ有機ELが間に合わなかったか、小型のタイプしか発売しない事態となり買っては見たもの、ケースやフィルムを買い揃えてみたものの、ワクワクせず、冬と花粉の時期はマスクが欠かせない人種にとってはFaceIDに「あんた誰？」からの「パスコード入力」のフェーズのに耐えられず、また小型の割に重く、ちょうど1週間で継続利用するのは厳しいと判断し返品しました。

iPhone12 ProMax 256GBの返品に至った経緯など

比較対象はiPhoneXS Max 256GB

既存の２年利用したXS Max。特に不満もない、バッテリー残量は９２％だが、保証も切れたし独自のバッテリー交換で起こるリスクやストレスを経験するため分解も行いました。
特に、不満はないのです。

価格に見合うユーザーエクスペリエンス（UX）を得られるか

カメラの手ブレ補正センサー、広角レンズ、レザースキャン、スピーカーの高音質化（低音域除く）、シャッター音の減少とアドバンテージはありました。

子供を追いかけて撮影する動画も、少し揺れてカメラを回してもほとんどぶれない動画、最高すぎる。

広角レンズはiPhone11でがっかりした歪みが改善され、クソ高い広角一眼レンズと遜色ないものがサクッと撮れてしまう。世界遺産撮影もご安心。

子供や部屋をレーザースキャンして、iPhoneの画面内にミニチュアの部屋がレンダリングされてクルクル回せたり。

外部スピーカーが要らないくらい、本体から飛び出るステレオの高音質なサウンド。

XS Maxで爆音すぎて恥ずかしいシャッター音も、かなり控えめになって寝ている子供も起きない。

14万円分のUXか量るも・・・

朝起きてiPhone12 ProMaxを持ち上げる、重い。20.5g重い。毎日20.5g重い。デカい、全体的なUIが間延びしている。なにもかもが微妙に遠い。

なんか画面端っこの反応がイマイチ、言語切替の地球マークタップで高確率で画面が揺れる。

通常使用において、ネットやSNS、RSSブラウジング、家族との通信。何一つXS Maxと変わらない。むしろ12Pro Maxは重い、遠いで使いづらい。

この感覚と、先に上げたUXを秤にかけて・・・

コロナで出かけない、そもそもそんなに旅行行かない、出かけない、ほぼ家にこもる1年を過ごし、14万じゃないし、荷が重い、お金の無駄遣いだと思い始めてしまったのです。

中古で売って差額で納得するか

iPhone XS MaxとiPhone12 ProMaxの性能差は金額分ないなら、古い機種を中古で売って差額で納得しようとした時期もありました。分解しておいてなんだけど、シーラントもテープもあり直せるが、若干分解歴で申し訳ない感覚と、性能差がないと思っているので安く売る気はなく、出品してみたけど投げ売り傾向にある価格だったらもう1年、全然使うし、返品すれば14万円浮くと確信していきます。