雷´∀`)ノ 最終更新日: 2020-05-14 by contents_user_d140

前回の【仕上げ編】SPECIALIZEDのOSBB@アルミニウムBB30のBBカップの不具合の復活とベアリング圧出・圧入までの闘い その5において2つ大きなミスをしていたようです。ある朝、武漢ウイルス的な武漢コロナウイルスの新型で自粛規制高まる中、健康のためサイクリングにでかけ最初の信号で右足のみクランクに荷重をかけて停車しようとしたときにグラつきを感じ、慌てて家に戻る事案が発生。

原因

1.LOCTITE 243のチョイスが間違っていた

よくよく調べてみると「LOCTITE 638」を使用するらしい。結構強めのロックタイトを買ったつもりだったけど甘かった。

2.トルクスの締め付けトルクを見誤っていた

シマノクランクを10年近く使っていると、10Nm ~ 14Nmくらいのレンジで締めていることが多く、これってデジタルメータ使ったトルクレンチでも手が腕がプルプルし始めるくらい力を入れている。が、実際S−WORKSクランクのトルクスネジのトルクは39.9Nmという馬鹿力バリに締め付ける必要があった。

分解・清掃

雨上がりのアラサイ、風の強いアラサイで砂埃にまみれまくり。
毎週掃除してもすぐに同じ状態なので、最近は汚れをあまり気にしなくなった。
ブラシの柄で叩き出していくけど、なぜかBBが出てくる
ロックタイト243でも黒くなって固まった形跡はある、固定用の薬剤ではなかった。
竹ひごとかでゴリゴリ削る
ひたすら脱脂をフレーム側とBBカップ側に行いクリーンな状態へ持っていった。

締め付けトルク

中古で購入したクランクセット、仕様など分からない。適当に着けてしまった。10Nmくらいありゃいいだろと軽い気持ちで着けたらグラついてしまった・・・実際必要トルクはどうなんだ。S-WORKS関連のマニュアルを漁る。

!!!!!!「33.9Nm」!!!!!!

なんてこった!「33.9Nm」必要なのか!!!!!!全然足りてないじゃない!!!!

しかも「T45」!!!!T40で締めてたわ・・・・・

恐ろしい、奥ばってて全然見えないけど怖いなこれは。。これじゃ緩んでしまうわ。。33.9Nmってほぼ馬鹿力出さないと出ない、簡易スタンドで立て掛けた状態だとかんたんに外れて倒れる。

S-WORKSクランクセットのマニュアル

こちらのPDFを参考にしましょう。

再接着

3000円くらいするLOCTITE 638。デカすぎた。。10mlにしなかったことを後悔。。
最初出てくるとき、かなりの粘度があった。しかし、空気に触れていくにつれて水っぽくなっていく。どういうことだよ!

カチャってはめて終わりじゃない。塗る、仮に当てる、圧入を設置、ネジぐるぐる締める、かなり時間を食う。ロックタイト638は水っぽくなって垂れていく・・・均等に塗っても流れていくやばいやばい。

どうにかこうにか収めた、下から垂れてきそうだ・・・反対側ガチのベアリング入ったまま圧入の支軸にしてしまってミシッって言った、やば。

翌朝

ロックタイト638の硬化時間はなんと「5分」。。ロックタイト243の硬化時間は「24時間」。。念のため翌朝まで待ってみた。

s-works_specialized_osbb_aluminium_bb_cup_repair_extend_by_d140
やっぱ下に垂れてる、BB内部にも汁が溜まっている。空気に触れているだけあって固まってない。
汁ッてる。
竹ひごの箸でティッシュを挟んで吸い出す。

クランクの取り付け

工具のチョイス

T45でそれなりのてこが使えそうな組み合わせを持ち得ていない・・・・

まいったな、RESQ TOOLのトルクレンチは26Nmが最大だ。トルク計測機能がぶっ壊れても嫌だ。S-WORKSクランクを取り付けるためだけに専用工具を買うのも厳しい。

メルカリでガチ目の46種類セットが安く売っていた。これがあれば死ぬまで困らないだろう。
 しかし、太いコンバージョンがクランクの小さい穴に入るのか家にある似たようなものを当て込んだが入らない。あぶないあぶない。。買うところだった。

代用で39.9Nmに近い値を叩き出すような締付けを目指す

T40で締め込める謎仕様であり、T40だと思いこんでいたのでモンキーレンチで挟んで回してみるもこのトルクス先っぽが若干丸まっていて滑ってしまう、T40だし当たり前なんだけど・・・

滑って外れてしまう。
最終的にはX-TOOLSのT45トルクスプラスモンキーレンチで強烈に締め込んだ。
モンキーとトルクスの接点はほぼ点なので調子こくと全体重かけた状態で地面に叩きつけられる危険性もありあまり攻められないが、多分締まったと思う。
ネジ溝はグリス指定だけどロックタイト243を流し込んでみた。

追試完了とまとめ

ロードバイクは構造的にかんたんに作られている、メンテナンスがしやすい目的があるのだろう。だが、ピンポイントで指定している数値を無視すると事故や破損、故障の原因になってしまう。その典型の例となってしまった、反省。ぐらつくまでに走った距離は500km〜1000kmの間なので、またしばらくぐらつかないか注視していく。次に緩んだらガチの専用締め付け工具買います。手持ちの工具だと短すぎて届かない。T45と長い軸、細いジョイント、ラチェット等の条件が当てはまるものが手軽に手に入らないのが現状。