[2021.04.10 追記]記事内で使用しているプーラーに関してお問い合わせがありましたのでリンクを貼っておきます。

プレスフィットBBボトムブラケット リムーバー&インストレーション bb86 bb90 BB30 BB386 PF30BB

プレスフィットBBボトムブラケット リムーバー&インストレーション bb86 bb90 BB30 BB386 PF30BB

マニュアルが動画リンクのQRコードのみという仕様でした。個人的にはどの仕様のBBにはこの組み合わせという紙ベースの資料が欲しかったのですが、どうやらこの製品は親切心で動画リンクにしたようです。

これと似た構成の製品であれば、なんでも良いと思います。変な中国語やロゴが入っているか入ってないかの違いで出どころは同じでしょう。

以上、話が逸れましたm(_ _)m

雷´∀`)ノ  ついに仕上げ編。前回ベアリングを洗浄したところから、乾燥を行いセラミックスピード社のグリスを装填、そしてBBカップはロックタイトを用いた圧着を目指す。

ベアリング乾燥とグリスアップ

そのあとはドライヤーで乾燥してみたけど飛ばないので、エアダスターで完全に水分を飛ばす。そしてグリスはセラミックスピード製を用意。
1年前に購入したセラミックスピード社のブルーグリスを投入。よく出来たもので出口のサイズとベアリングの溝がキッチリ合う。
装填器(注射器)が優秀なのかサイズにぴったりすぎて押し出しながら回すとすぐに入った。指でなじませながら隙間を埋めていく。
両面ケーキのように塗りたくって。
シールを押し込んで完了。回してみたら全然回らないw(クランク取り付けると軽くはないがスルスル回る)

お店にS-WORKSやSPECIALIZEDのフレームが吊るしてあり、BBを回すと渋くて渋くて、これでウン十萬園かよって不安になった記憶が蘇った。
グリス硬いもんなぁ、、、とともに、シールドベアリングって何だろう(汚れ詰まりまくりで)とも思った。

アルミ製OSBBカップをロックタイト463で圧入(チャレンジ)

再組立ての開始。SPECIALIZED純正の2液混合エポキシ、中強度のロックタイト、グリスと3つの方法でOSBBのアルミ製BBカップを取り付けるケースがあるらしい。エポキシを使わず、敢えて音鳴りを抑制する目的でロックタイトを選択するという情報を見かけたのでチャレンジしてみることにした。

!)2020年5月14日15:00訂正

クランクの締め付けトルクがゆるすぎたことにより先日BBカップ自体も再度緩んでガタが出てしまいました。原因は「S-WORKSクランクのトルクスネジの締め付けNmを間違っていた。(7Nmくらいでしめときゃいいだろと思って締めたら、実際は33.9Nmという馬鹿力並みの定格値が定められていた)」のと、「ロックタイトの型番を間違っていた。(243だと思ったら638が正解のようです)」

こちらに追試記事を掲載しています。

完全にチャレンジ、うまくいくか全く不明 → 固定力弱く、外れてしまいました。
シャバシャバ過ぎて垂れる垂れる・・・定着しない。ネジ用だもんなそりゃそうか・・・
→ ネジ用だもん、そりゃだめです失敗です。
強引に打ち込んで少し固めに締めて、ロックタイト243の完全硬化時間24時間、いや真冬で新型コロナウイルスも来てるから48時間後を待つ。

ロックタイト243の硬化時間は「24時間」、ロックタイト638の硬化時間はなんと「5分」、強烈な性能差だ。

反対側

同時に圧入しました、というかしないと抑えられない。

完成へラストスパート

硬化したBBカップにベアリングを圧入。この向きであって合ってるのかな、違いそうだが手が止まらない。
ぐわあ、圧入時に24mmのパーツが削れてしまった、オペ方法を間違ったか!工具のマニュアル誘導QR読んでもほかメーカーのような詳しい情報が出てこなかったのよね、次回の反省点。
気を取り直して久しぶりの登場、ブレーキプロテクターを塗りたくる。抵抗なんて気にしない。
スペシャのクソ仕様、ゴミやチリ汚れまみれになるシマノクランク24mm径コンバージョンを叩き入れる
クランクを差し込んでボルトを締める。
やった、ついにやった。外雨雪すごいけどやり遂げた!

まとめ

もっと早くにやるべきだった。今回の件はホイールの件も絡んでいて二の足が半年から一年踏み続けた感じです。これが出来るようになると1から自転車が組める。次回は、ROVAL CLXホイールのベアリング交換にチャレンジ、早く届かないか待ち遠しい。

一部、部品の選定を間違っていました。こちらに追試記事を掲載しています。