ベアリングを叩き出す

ROVAL CLXホイールベアリングメンテナンスやオーバーホールを自宅でやってみよう、フリーホイールのベアリング外しとメンテナンス
精密、デリケートという情報にビビって手が出なかった場所のメンテナンスにトライ。
Cassette Body Seal & roval Ceramic Speed Bearing 6802
初見、焦ったのがベアリングと奥の筒がツライチになってて叩き出す隙間がないのではと思って絶望してしまった。。。
が、何かないかと棒を突っ込んだら中の筒が動いて遊びだしたのを確認、これなら行けそうだ!
そして叩いてたら少しずつではあるがベアリングが浮き出てきた。
Cassette Body Seal & roval Ceramic Speed Bearing 6802
ストンと落ちた、あっという間。力もさして入れていない。
中は白いグリスと汚れが少々

掃除をしていきましょう

Cassette Body Seal & roval Ceramic Speed Bearing 6802
このこたちをお掃除
Cassette Body Seal & roval Ceramic Speed Bearing 6802
パークリでガンガン洗い流し
Cassette Body Seal & roval Ceramic Speed Bearing 6802
フリーはあっという間にピッカピカ

ベアリング

どうやら、ROVAL CLXは全部セラミックスピード製のベアリングではないらしい。クソ高いくせに、パワーの掛かる部分はスチールを敢えて選ばれることも多いらしい。ガチで1000W踏めりゃそうかもしれないけどホビーレーサーには1gでも軽い設備を期待して銭払ってるわけでね・・・

6802 LST LSTって書いてあるの??刻印が雑で読みづらい。。
TAIWANとも書いてある
TPI、TPIっていう台湾のベアリング会社ってことかな?

分解

どっち側か分からなくなってしまったんだけど、シールドベアリングのシールを剥がすと中のグリスがどちらかが真っ黒に汚れていて、どちらかが真っ白できれいな状態だった。ここ正確に把握したかった、なんとも残念。。。

どっちかが真っ白で汚れが侵入していなくてキレイ
どっちかが真っ黒で、汚れがかなり侵入していた。。
細かい汚れがこんなにも出てきてしまった・・・、白い方はそのままメンテせず
脱脂とエアブロー後は回転が鈍くなったので、たまっころに油膜を張る目的で水っぽいオイルをさしてから、CERAMIC SPEEDのブルーグリスで覆ってみた。

塗りすぎたのか、シールが閉まらず・・・押し込んだら半分以上漏れ出してなんとも無駄視してしまった。。。

次回は、フリー側のメンテと組付け編です。