8年ぶりにGARMIN EDGEの買い替えを決断し購入しました。買う買わないを数日繰り返してエビデンスを固めた。それをまとめてみることで、価格は高額だしさほど欲しくもない、「GARMIN EDGE 1000」があるから買わなくても生きていけるのに「GARMIN EDGE 1040 Solar」のイルイラ問答を介して存在意義を再認識する会です。
「GARMIN EDGE 1040(ソーラー非対応モデル)」を買わなかった理由は以下の通り。
- 付属品持ってるし不要なものにコストが掛かっているのが無駄
- 革新性が弱い
バッテリー関連の問題
バッテリーの持続時間で怯える🔋
「GARMIN EDGE 1000」のバッテリーの持ちに前々から悩んではいました。
2年前にバッテリーを新品に交換するも根本的な解決には至らず。
- ルートなし・ナビなしで150km-170km
- ルートあり・ナビなしで100km-120km
- ルートあり・ナビありで80km-100km
いずれもバックライトを最も暗くして15秒点灯の出来るだけのエコ状態で連続使用距離は上記の通り。
ブルベはどの距離でも、ルートを入れてそれに沿った走り、ナビを用いてないのに
バッテリードレインが起こり続け割と早々に「LOW BATTERY」とアラート上げてくる。
それを気にしたり、気を遣ったりするのが少し重い。
でも、
普段のアラサイサイクリングは特に問題なく走れる。
「充電設備持ち歩けよ」って話・・・。
USB充電の接合部が弱い🔌
- 「GARMIN EDGE 1000」の充電コネクタはmicroUSB端子
- 「GARMIN EDGE 1000」のmicroUSBコネクタは本体の底面にある
「GARMIN EDGE 1000」給電しながら走行するのも慣れているけど、コネクタの接続部がまぁ弱い。
ブルベは路面状態の良い道路を走れないことも多く、ガタガタ揺れて充電が途切れたり充電が始まったり・・・
ピーピーピーピーピーピーピーピー!!!
延々とうるさいのが重い。。
L字型のケーブルとか軽量ケーブルとか色々散財したのも重い。。。
ソーラーなしモデルとの差額10,000円💰を埋めることは難しい
センサー類もマウントも単体で買うと高額。それは置いておいて、
ソーラーなしモデルに追加バッテリーは「Garmin(ガーミン) Edge用拡張バッテリーパック」を買うのが近道ですが、まあ価格が高くて16,000円以上持っていかれます。
さらに、GARMIN EDGE本体と似た重量のバッテリーを自転車に取り付けることになり、
「高額の謎形状モバイルバッテリー」「バッテリー分の重量増」は正直スタイリッシュではないな・・・となります。
それをガラス面ソーラー充電というfenix6で性能を確信した技術をEDGEに投入した革新性、これが評価するところです。
でも、
充電しながら走る機会が殆どない、ブルベ熱も高くない。
「年1あるかないかなら我慢しろよ」って話・・・。
経年・処理速度
「GARMIN EDGE 1000」購入から8年経過している。
キビキビしていた本体も気づけばソフトウェアバージョン15.50。
最新12速のDi2にも対応しているが、処理がもっさりして待っている時間が長い。
でも、
電源ボタンの加水分解、バッテリーのヘタリはAliExpressでOEM品を買って新品になってるし、
自転車に乗ってるときのGARMINの仕事はログ取りなのだから、
「我慢できるレベル」ではある・・・。
価格に見合う性能
びっくりするくらい高い、史上最高に高額商品。上位グレードのiPhoneが買える。
定価じゃ絶対に買わない。
じゃあ今まで通り、海外通販で海外版を買おうともしたが、
円安がひどすぎて日本版のアドバンテージが高い。
1個前の2020年のGARMIN EDGE 1030Plusもセットではあるが95,000円前後。
2個前の2017年のGARMIN EDGE 1030もセットではあるが95,000円前後。
これに近い価格になるなら買っても良いかなと考える。
上2機種をスルーしたのは、革新性がない、バッテリー駆動も大して改善してないところだったか。
でも、
「どうせ2年後に出るであろう後期型でも良かったんじゃないか」というのもある・・・。
GARMIN EDGE 1040 Solarの決断項目
- バッテリー面
- セーブモードで最大100時間、通常使用でも最大45時間
- 価格コスパ面
- 実質9万円を切った(PayPayモールで19.5%バック)
- 9万円切って日本語、日本の地図が入っているコスパ感
- 性能技術面
- ソーラー充電、GPS制度向上、64GB内蔵ストレージ
- その他
- ローンチ逃すとどうでもよくなるから買うならローンチ
- シリコンケースが付属して地味に嬉しい
- クラウドサービスに対するお賽銭
一番はバッテリーの駆動時間
「GARMIN EDGE 1040 Solar」を使うと、ブルベ600kmを充電無しで走破してもバッテリーが余ることになります。
新機能とか便利機能とかピンとこなくてバッテリーが持つか持たないかだ最重要。
だってGARMINはバッテリーが持たないから、サイコンの下に取り付けるバッテリー発売しているくらいなので、バッテリーに対しての課題解決に漕ぎ着けたのでリスペクトしたいところ。
二番は価格
「GARMIN EDGE 1040 Solar」の価格が10万円を切ってくると、円安真っ最中の本国価格750ドル≠約100,000円よりも安い計算になります。
海外版よりも日本版が安くなることは今まで1回もなく、実質9万円切りだけど世界最安値に近いものがありました。
EDGE 830もなんだかんだ言って高いので後継のEDGE 840は8万円台になるのではと考える
2019年7月にGARMIN EDGE 830がローンチ、その時の価格が57,800円(税込:63,580円)でした。
2022年の現在は68,000円 (税込:74,800円)と13,000円くらい値上げされています。
後継機種が出るとすれば1〜2年後、価格はその時点の円相場にも寄りますが今の感じだと8万円台なのではないかと推測できます。
GARMIN EDGE 1000も税抜8万円だった
日本法人がなかった頃のGARMIN製品は店舗のブログかサイクル関連のプレスリリースが頼りでした。
シクロワイヤードのニュースアーカイブによれば、GARMIN EDGE 1000Jのローンチ時の価格は79,000円(税抜き)でした。
結局円安で海外製品がコスパ悪で低コスパ
余談、円高が終わりを見せるか見せないかの頃合いにGARMIN EDGE 1000海外版を5万円台で購入しています。
出来ればGARMIN EDGE 1040も海外版を欲しかったですが、
円安過ぎてGARMIN EDGE 1040 Solarの海外版も10万円ライン。。
これなら日本版を買ったほうが・・・ってなりました。
三番は技術面
記載の通り、「GARMIN EDGE 1040 Solar」では過去を反省し、やれることをとにかく詰め込んできた姿勢が気に入りました。
その他
AppleWatchですらローンチに買えなかったことがきっかけで初代から6代目まで7年間スルーする人間なもんで、ローンチ逃すと次回作が発売されるので新型なのにどうでもよくなってしまう。
「GARMIN EDGE 1040 Solar」はシリコンケース付属も3000円近くするので地味に心と財布に刺さるものがあって、あれこれ買ってまた+1万円じゃん・・・ってガッカリするのがGARMINワールドなので、最初から付属するのはありがたいことです。
最後はクラウドサービスに対するお賽銭
GARMINは何でマネタイズしているのかイマイチ理解していない中(最近はサブスクがあるので分かりやすいけど、昔は不思議で仕方なかったです)、10年以上クラウドにアクティビティー情報を保管してもらっている状態です。
購入金額にサービスの管理・運用コストが入っていることを信じて。
P.S.
サマるにはアクティビティー履歴までページ掘るか、GARMIN CONNECTにアップロードしてからなど到達するまでが地味にめんどくさかったですね。
そのせいで見る頃には熱量が冷めて「あっそ」で終わっていたので地味に嬉しい配慮と感じました。