ハードオフ、ホビーオフ、オフハウスにはじまり、

サイクリー、サイクルパラダイス・・・自転車系のリユースサービス。

ここ数ヶ月は自転車系のリユース市場に興味を持ち関東近郊のショップに行っている。

リサイクルショップにある独特のニオイは自転車専門でも同じく、

ひとそれぞれ感じる出会い「光るもの」の感覚も同じ感じ。

有名ブランドのフレームや自転車のリユース品が軒並み値下がり

新型コンポの登場、ディスクブレーキの波もあるけど異様に安くなっている感覚。

最初に発見したのはヤフーショッピングで、気になりだして実店舗にも足を運ぶ。

やっぱ高級路線が、故障訳アリ品だろうと疑うほど下がっている。

市場が回らない、回ってない状況なのか?

しかし新車の自転車価格の高騰

カーボンロードバイクの話で進めると、

かつてコスパが高く低価格で購入できていたブランドが、

高価格帯のブランドとほぼどころか一緒になってきてしまった。

GIANT愛の強い知り合いとアラサイですれ違い新砂まで走り雑談30分

GIANTも完成車で170万円してコスパもクソもない、

フレームでも50万円で、どうのこうの・・・

嘘だと思ってたが、帰ってから調べたらガチで高い。

コスパで世話になり、コスパ以上のユーザーエクスペリエンスを体感でき、コスパの代償としてGIANTロゴを背負い走る。

160万円・・・なんなら買ってくれるな的な、買えるものなら買ってみろよな感じを匂わせる価格帯。

変な感じはしていた

数年前にGIANTはロードバイクとギリ呼べるか呼べないかのカテゴリバイクを発売しだした。

コンテンド?だったかコンポのグレードをとことん抑えて、コンポ変えようものなら全とっかえ必須の経験者視点だと「絶対オススメしない」商品をガンガン出してくるわけです。

その時は、TCR1はアルミながらそれなりのコンポが付いて20万円以下で買えていた気がする。

レッドオーシャン化や裾野狭すぎ問題とかあったのだろうけど、安けりゃ買うだろうみたいな感覚には違和感しかなかった・・・・・・

デビューはTCR2 クランク以外フル105で115,000円、円高でバッサリ切るのは楽だけど良いアドバイスもあって良い買い物が出来た。

新興ブランドがちらほらどころではない

値段が振り切った有名ブランドに手が届かなくなった、あるいはサービスが悪かったり、性能自体の歩留まりや限界を感じた人はどこに行くのか?

アラサイでNESTOやGUSTOのロードバイクをよく見かける、

FACTORやCHAPTER2、CUBEもちょいちょい見かける、これは高価格帯の部類かしら。

SNSで出てきたELVESというブランド

#elvesbike

土日だからか、天気が良いからかTwitterのトレンドで「#ロードバイク」が上がっていた。

眺めていると、読み方のわからないブランドバイクの写真が上がっている。

よく見るとフォトコンをやっていて、これはブランド形成・醸成の一環で未知領域やブランド未接触領域の人たちに差し込んでいくマーケティング活動であるのだけど、

なかなか写真がオシャレで以前は大手ブランドを乗っていた感じがするものばかり。

ネットで調べまくって「エルブズ」と読むことは理解できた、

そして凄く安い。

中華フレームより倍くらいの価格帯で、これでも異様に安い。

中華カーボンフレームは2〜3種類買って乗っていたけど、本物と大差ない、焼き型が一緒なんだからほぼ一緒。

カーボンの仕上げがちょい雑で下手くそな塗装業者からんでくるとグダグダであるが、

「エルブズ」はしっかりしてそうだ。

ヒルクラ、エアロ、オールラウンダーと的を得た構成とカラーエディットで激安

ブランド醸成のマーケティング手法にまんまと引っかかり検索をしだすと以下の特徴が分った。

  • 大手がやる超軽量、空力、オールラウンドのめんどくさい3構成のフレームを提案
  • TREKやアメリカのスペシャがやっている「Project One」の自作カラー制作が可能
  • リムブレーキモデルもしっかりフォロー
  • そんでもって激安
ステム一体型ドロップハンドルが3万円以内で試せるならいいなぁ〜〜〜飲み込まれつつある

安い、すごく安い。

大手のクソ高い製品買っても身体に合うかどうかは別問題なので、

失敗すると、失敗したと感じると突然ブランドに対して不信感を抱くようになるわけです。

「エルブズ」の努力や提案はすごく魅力、Wiggleの安かろう悪かろうのイメージが払拭できないPRIMEより部品や構造に説得力がある。

大手がごっそりリムブレーキモデルの製造を止めたことで、ブランドファン層にネガティブな印象を与えたことは間違いない。

そこも、きっちりフォローしているのも好印象。

こないだフレーム買ってしまったのですぐ買えないが、近々に試してみたいと思ってしまった。

うずうずする

TREKの自作カラーシステム、Project Oneはやっぱ成功例であり追従すべきサービス。

100万円の自転車が決まった色でしかも好みでない色だったら、色が作れる100万円の自転車買うもんね。

まとめ

SNSを見ていると、以前乗っていた大手のロードバイクと比較してみたいな投稿がちらほらみえて、大手から乗り換えた人たちが一定数いるんだなと思った。

中古の高額帯のロードバイクが売れないのは、高級化を夢見る新興ブランドがバンバン出てきている市場がそうさせているのかなと感じた。

個人的に黒白が好きなので作るとしたら・・・

  • マット塗装(車体:ブラック、ロゴ:白)
  • グロス塗装(車体:ブラック、レインボーラメか30%マジョーラ、ロゴ:白)

が良いかな、ラインやなぞの装飾不要、車体モデルのロゴとかも不要、マストだったら読めないくらいの濃いグレーで妥協。

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自転車,

Last Update: 2024-03-01