世間話

進化してるなぁ、生演奏生声応援歌の復活だけだねあとは。

野球観戦をしながら横の人が、

「大病を機に自転車をやめて他の趣味に行こうかと思っている。ていうか進んでいる。」というフレーズが飛び出した。

話が進むにつれて、大病の原因が「自転車自体でなかった」のは理解でき、

しかし「自転車に関する内容」で興味が薄れてしまった内容も伺い、

自転車に対するモチベが0以下になってる状況は把握できた。

アンサー

あたしもモチベが底をついた経験をしているし、今も底にいる気がするので

「いやぁ、やめないで乗りましょうよ」とは言うつもりはなく、

「あたしもモチベ0ですから似たようなもんです、自転車を売らないような状態であれば良いですな。」

と答えた。

自分が思うマンネリとは違う何か

確かに昔に比べたら乗らなくなったし、

サーキットを走ることも、バンクを走ることも、エンデューロに出ることも、ヒルクライムもグルメライドもブルベもしまなみ海道制圧も一昼夜ライドも24時間雨天ライドもロードバイクで出来るようなアクティビティは一通りこなしてきた。

一通り熟した先にあるのは「だからどうした」「だからなんなんだ」という感情。

  • 目標の喪失
  • ゴールの喪失
  • 目的の喪失

これが数年前から最近まであった。

世間では「マンネリ」と表されるけど、ちょっと違う気もする。

自分が思う11年目のモチベはどうか

  • 自転車を0から完組できる整備スキルを身につけたので、掃除や整備が趣味みたいになっている
  • 自転車モチベは地に落ちたのか?を確かめるためにブルベを走った
  • たまたま欲しかったフレームが出てきて買ってしまい、8年乗ったVENGEを売る
  • セミワイヤレスと勘違いして新型Di2を買ってしまう

う〜ん。物に興味を持ち、買って試す。

これか、これなのか。

興味がなくなると、プロツアーのテレビ放送を観なくなる、機材に興味もなくなる、インプットがなくなる。

去年は、今まで不精すぎたサイコンマウントやライト周りに焦点を絞り、

購入・整備を行い試走をした。

これがギリモチベを維持していた要因か。

ライト周りが整備できたから、ブルベ走ってみるかってなったのか。

やっと整理できた気がする。

やってるほうに入るらしい

周りから見ると、どうやら走っている部類に入るらしく、

大した話をしていないつもりでも暑苦しく聞こえてしまうのか。

  • ダイエットはしてない、むしろ食いまくっている
  • たまの自転車部の旅行ライドでこっ恥ずかしくないようアラサイを走っている
  • 週に1回乗るか乗らないか
  • コンパクトクランクに変えた、ゆっくり走るようにしている

必死に言い訳をする感じになるも、なんだかんだでモチベがあるほうに居ることを認識した。

10年越しで気づいたこと

自転車を始めた頃、10万円の自転車を10万円の現金を握りしめ手が震えながらレジで支払うあの緊張感と知らない世界に飛び込む期待感やワクワク感。

サイクリングロードでもサーキットでもがむしゃらにペダルを漕ぎ、全身全霊、口内が血の味がしたり、足が攣り燃え尽きるまで高速で走り続けたあの頃・・・

「なんで100万円以上するような自転車や装備をしているのに、ゆっくり走っているんだろう?」

と、10年間ずーっと思っていたことが1つだけあった。

やっと「あたしもその域に達した」ということです。

  • 人より速く走った、だからどうした?
  • 競って勝った、だからなんだ?
  • タイムが縮んだ、それがなんだ?

目標もゴールも目的もなくなると「ゆっくり走る」、走ること自体が意義となるのだ。

5月下旬の館山-君津 サイクリング、やっぱ誰かと同じ目的(君津駅ゴール&ビール)で一緒に走るってのは楽しいですな

「ゆっくり走る」と異様に疲れる

楽に速く移動できる自転車がロードバイク、

荷重移動で体重をペダルに乗せて高速で進むから疲れず遠くへ行ける。

ゆっくり走ると脚の踏力で進むことになり荷重移動が掛かりにくい、

支える上半身にも負担がかかり、身体がバキバキになる。

心肺にダメージが行くが身体に負担が少ない高速移動か、

全身にダメージが行くが心肺に負担が少ないゆっくり移動か。

2022年は「ゆっくり走って、帰ってくると身体中が痛くて疲れた気持ちになっている」感じです。

カロリー消費にもダイエットにも起因しない、血中の塩分を排出して健康維持をしているフリを演じてるのでしょう。

結局

葛西臨海公園からサクッとディズニーリゾートへ行けることを最近見つけてびっくり。

ホームショップの廃業で起こったコミュニティーの崩壊と疎遠化とコロナ自粛だ!

と言い聞かせていたときもあったけど、各個人のモチベですな。

ぎり機材への興味と多大な散財、たまのサイクルイベント、

「ぎり」と「たま」で金を使うことで自転車に対する興味を維持して自転車趣味を続けている状態です。

Categorized in:

別れ道の選択, 自転車,

Last Update: 2024-03-01