雷´∀`)ノ キャストオフ!
あたしが所有してた伝説の基板たちの写真とともに何かを振り返ってみようと思ったら全然写真がなくて唖然としました。過去にブログを2度データベースすっ飛ばして更地にしてみたり、うっかり人生の写真をすべて保管した大事なHDDをなんの衒いも消去して慌ててサルベージしまくったり何年かに一度思い出事故を起こしたりしてます。基板を手放すときも写真を撮ってオークションに出品しているはずだからなにかしら記憶が残っているはずなのに全然出てこない。というわけで薄っぺらい基板人生でした。
世の神々が源平討魔伝のキャビネットやテーブル筐体を再現しているものだろうと思い込んでいた。
あたしよりも源平討魔伝を愛してやまない人々は多いはずだ。30周年記念サントラも出るくらい当時若くて子供だったのがおっさんになり懐古趣味に走り、その業界を愛してやまない、それを目標に生きてきた神々がいい年してちょい偉くなって脂が乗ってきて熱量大爆発で子供のようなキラキラした眼差しで企画してプレゼンした結果、出てきたのがそういった作品だ。
暑苦しい作品が出てくるのはとても嬉しい、だが「アートワーク」や「キャビネット」はどうだ。
バーチャルコンソールやアーケードアーカイブスにある16:9と4:3の画角を埋める左右になんとなく適当な画を入れたりする程度で熱量が一切ないのである。いろんなの見てきたけど・・・
雷´∀`) ただ画像入れりゃいいってもんじゃないんだよ。
源平討魔伝とあたし。
生まれた始めて肉眼で見たのは多分、館林の「カインズホーム」だ。「いせや」だったかもしれない。店の奥ドンツキの先にさらに部屋があってそこに数台業務用のゲームが並んでいた。テーブル筐体だった気もするし、エアロシティーだった気もするし、ナムコかジャレコかタイトーの中途半端な筐体だったかもしれない。デモ中に叫び声や奇声を発していて恐ろしいゲームだなと思った。
その後はPCエンジン版の源平討魔伝を借りてやり始めた感じだろうか。同じ源平討魔伝の基板を3枚買うのは成人してからである。
源平討魔伝の筐体とはどんなものだったのかと再現。
ここ数年で、ことごとく無料系のブログサービスの終了によって2000年代から2019年までの化石化した貴重な情報源は闇に葬られてしまった。検索しても引っかからない、かすってもサービス終了のご案内だ。その情報が少ない中で集めた資料で再現するしかない。
「源平討魔伝」「筐体」「テーブル筐体」で引っかかるあらゆる情報が資料となる。
動画資料:https://www.youtube.com/watch?v=ivF14wLXMLQ
ブログ資料:http://bz504178zb.blog.fc2.com/blog-entry-110.html
このブログの方はとても源平愛のある方ですな、要リスペクト。動画とブログの源平討魔伝のインストカードのシリアルが一緒だから同じ方なのかもしれない。ただ、インストはコピーが大量に刷られている可能性もあるので一概に断定はできないところ。
D140が再現するテーブル筐体の姿。
思い出補正バージョン
ゲームをやっててかなり雰囲気は出る。テーブル筐体のブラウン管を液晶に変えて延命したり目に優しくしたりしたりする人は多い。自身テーブル筐体を持っていないので、ものの重なりがインストカードが中に入っている記憶しかなくて、いざできたあとに動画見たり、テーブル面のガラスに印刷されたものを確認すると全然重なり順が異なり4回作り直すことになった。
源平討魔伝の基板1枚を取っても、基板によって音や声の大きさや音のバランスが微妙に異なって甲乙丙ランキング付けるくらい気が狂った感覚を持っていた。その当時はドリームキャストに光端子付けて斑鳩の音源を光音源で取り出すとかやっていた頃だ。
ブログの情報を参考にローンチ当時っぽいものバージョン
サンプルなのでノイズが激しいけど、実際有志版でどっかに上げてくれと要請があればシンプルなものを提出する予定。あとほかに需要があればコメントをお願いします。テーブルの寸法は比率完璧だけど、ほかパーツはすべて適当なノンスケール再現です。
ガチ目に再現したタイプだと遠くてゲームが見づらいので、源平討魔伝フルバースト版もあるのでそれは次回につづく。