RIDGE RACER, RIDGE RACER 2, RAVE RACERは青春のゲームだ。

年齢層がバレるこのキャッチ、別にレトロゲームが好きなわけではなのだけど、やっぱこの年齢層はインプットが減ってきて世の中知ったような感じがしてきて退屈になってきて「じゃあ何が楽しかったんですっけ?」となったときに昔熱中したものを想起してくる生き物なのだろう。世のクリエイティブ見ても大先生が懐古趣味は走って往年のアレを真似てみたりパクってみたり、こないだのカレーメシもちょうど似たような世代が音頭取ってアイデア出してイカれたクリエイティブしやがると称賛される、世の中そんなもんです。

つべで見かけたんです。

一瞬、器用に撮影したもんだと関心するも、数秒するとエミュじゃん?でも筐体再現してるじゃん?すげーじゃん?なんかゲーセンいるみたいじゃん?って気持ちになった。しかし、どんなにネット探そうが10GBものデータをダウンロードしようが出てこない。とりあえずつべの画面をスクショ撮ってMAMEに打ち込むのはどうしたらよいかを模索する。

作ってみる。

できたけどなんかずれてる。

ふわっと感動したり、楽しそうだなと思ったことはすぐに実践する。それがあたし。

見様見真似で再現するも、んっm.なんかずれてしまった。「default.lay」というXMLデータを制御しないとだめらしい。
ちょっといじってみて、座標の制御が意味わからなくて縦に伸びたり横に伸びたり散々だったけど、勝手に相対値として記述してたら最終的には「絶対値」だってことを理解した。PhotoShopで四隅の座標を記述するだけで解決した。

なんか違和感。

フロントにスピーカーなんかあったかな〜。田舎の駅前にあるゲーセンなんぞ基本50円、さらにお店もそんなに広くはない。青春時代、フロントから音が聴こえていた記憶がまったくないのである。

ハンドルもないし、背が高いとはいえゲーム中ハンドルは少し見えていた気もする。久しく実機に座ってないから分からん。でもハンドルは見えていた気がする。

なんかガツンとこないなあ。

結局、これはデラックス筐体と呼ばれるハンドルが大きく900度周り、ギアも6速個別判定の仕様タイプだった。

ん 青春を謳歌した無免許のクソガキが公道を運転した気になって爽快な気分になれるリッジレーサーはこれではない。

そうそう、この右側のだ。真っ黒のやつ。

じゃあ再現だ。

絶望的に資料がない。MAME公式資料もガッビガビの適当に寄せ集めたゴミ画像しかない。ここはやはり日本人のゲームセンター魂に頼るしかない。ひたすら検索しまくる、見つかった画像は片っ端からDLして資料として集めまくった。

2017年5月5日にさいたまスポーツセンターを訪れていたことを思い出した。筐体再現を意図していないので資料としては中途半端である。

どうにか筐体とハンドルユニットの画像を探し当て当て込んで見る。

初期の作品

3階建てのゲーセンで、蛍光灯が煌々と照っていたイメージがあって、蛍光灯の照り返しを再現したデザインを施してみた。

リッジレーサーは黒、リッジ2は青、基、赤、緑、レイブレーサーはピンク

コックピット、コントロールユニットは微妙にデザインが異なったりしていることも分かってきた。リッジ1のノーマル筐体はハリボテの計器メータ類は存在しない。絶望的にリッジ1はレイブレーサー、リッジレーサー2の色を落としたバージョンを落とし所と決めた。

各ROMごとにコックピットカラーを指示する。が?

<!-- ridgerac.lay -->
<mamelayout version="2">
  <element name="bezel">
    <image file="raveracw.png" />
  </element>
  <view name="Bezel Artwork">
    <bezel element="bezel">
      <bounds left="0" top="0" right="1920" bottom="1080" />
    </bezel>
    <screen index="0">
      <bounds left="430" top="142" right="1477" bottom="960" />
    </screen>
  </view>
</mamelayout>

適当なROMのプロファイル広げて当て込んだ感じなので、ゲーム毎に画像指定すればよいやと進めていたが、一桁台の日本語喋れるかしゃべれないかレベルの記憶にあるポールポジンション2を起動した際に色々な画面設定を選ぶことができた。外人が作っているだけに雑感は半端ないが1つのXMLで多様なキャビネット、筐体の表現をMAME内のUIで変更できたのには驚いた。

やってみる。

感動したことはすぐやる。

仕様としては、コックピットカラーのみ変更して通信対戦台はそもそもMAMEで出来そうにない画を再現するのは最高に馬鹿らしい、貧乏クソガキの思い出を最優先とし、筐体ベースはリッジレーサー2、RIDGE RACERは黒、RIDGE RACER 2は青、黄、赤、緑、RAVE RACERはピンクのコックピットカラーで納め、かつ、リッジシリーズどれを起動しても好きな色を選べる仕様にした。おまけでDX筐体も入れておく。うっかりシャドウマスク的な画面効果をうっすら入れる。

<!-- ridgerac.lay -->

<mamelayout version="2">
  <element name="rr1s">
    <image file="ridge1std.png" />
  </element>

  <element name="rr1d">
    <image file="ridge1dx.png" />
  </element>

  <element name="rr2red">
    <image file="ridge2red.png" />
  </element>

  <element name="rr2green">
    <image file="ridge2green.png" />
  </element>

  <element name="rr2blue">
    <image file="ridge2blue.png" />
  </element>

  <element name="rr2yellow">
    <image file="ridge2yellow.png" />
  </element>

  <element name="rr3">
    <image file="raveracw.png" />
  </element>


  <view name="Ridge_Racer_Standard">
    <bezel element="rr1s">
      <bounds left="0" top="0" right="1920" bottom="1080" />
    </bezel>
    <screen index="0">
      <bounds left="430" top="142" right="1477" bottom="960" />
    </screen>
  </view>

  <view name="Ridge_Racer_Deluxe">
    <bezel element="rr1d">
      <bounds left="0" top="0" right="1920" bottom="1080" />
    </bezel>
    <screen index="0">
      <bounds left="430" top="142" right="1477" bottom="960" />
    </screen>
  </view>

  <view name="Ridge_Racer_2_Blue">
    <bezel element="rr2blue">
      <bounds left="0" top="0" right="1920" bottom="1080" />
    </bezel>
    <screen index="0">
      <bounds left="430" top="142" right="1477" bottom="960" />
    </screen>
  </view>

    <view name="Ridge_Racer_2_Yellow">
    <bezel element="rr2yellow">
      <bounds left="0" top="0" right="1920" bottom="1080" />
    </bezel>
    <screen index="0">
      <bounds left="430" top="142" right="1477" bottom="960" />
    </screen>
  </view>

    <view name="Ridge_Racer_2_Red">
    <bezel element="rr2red">
      <bounds left="0" top="0" right="1920" bottom="1080" />
    </bezel>
    <screen index="0">
      <bounds left="430" top="142" right="1477" bottom="960" />
    </screen>
  </view>

  <view name="Ridge_Racer_2_Green">
    <bezel element="rr2green">
      <bounds left="0" top="0" right="1920" bottom="1080" />
    </bezel>
    <screen index="0">
      <bounds left="430" top="142" right="1477" bottom="960" />
    </screen>
  </view>

  <view name="Rave_Racer">
    <bezel element="rr3">
      <bounds left="0" top="0" right="1920" bottom="1080" />
    </bezel>
    <screen index="0">
      <bounds left="430" top="142" right="1477" bottom="960" />
    </screen>
  </view>

</mamelayout>

複数画像を並べる方法もあるらしいが、今回は同じコックピットの画像違いなので30分くらいで仕様を呑み込み導入できた。

RIDGE RACER 2のレア筐体グリーン
往年のレイブレーサー筐体 古い筐体は強引に視点切り替えボタンを上に置いていた感じだ。
本来、リッジレーサーの並モデルは計器メータなんか着いていない。色彩落とすコストダウンで対応って感じです。

雷´∀`)ノ プロファイルも正しく読み込み、UI上でコックピットの切替もできた。