本家が消したので備忘録的な投稿。事情があって預かったROVAL CLX64のホイールがゴリゴリと全く回らない事案に遭遇することになった。ワイズロードで交換したと言われたが、よくよく聞くとワイズでセラミックスピードのベアリングを買って自分で交換したとのこと。このままじゃ誰も走れない、検索すると得意げに出てくる記事や動画は100%リアホイールのフリーハブ外ししか出てこない。これはなんとかしなくてはのキュレーション詐欺ギリギリのラインを攻めるリア編。
リアホイール分解
DT240Sリアハブ 分解方法
1 手でフリーボディを引き抜く。
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2 ボディ内側のラチェット、スプリング、カラーを全て抜き取る。
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3 ⑤の工具を万力にセットし、ボディ側からホイールをセットし、ホイールを反時計回りに回す。万力で取れない場合は、⑤の工具をモンキーレンチで挟み、反時計回りに回す。リング類を取り出す。(組付け時の為に、パーツの向き順番記憶しておく)
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4 シャフトをプラスチックハンマーで叩き、ベアリングを取り出す。
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113056-thumb-350x307-8506.jpg)
5 抜き取ったシャフトからキャップとベアリングを外し、シャフトを再びハブへ装着し、反対側のベアリングを叩き出す。
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リアホイール組付け DT240Sリアハブ 組付け方法
1 ②の工具を万力にセットし、シャフトのエンドが長い方にベアリングを差し込む。
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2 ホイールのボディ側を下向きにセットし、上側からもう一方の②の工具をセットし、プラスチックハンマーで叩き込む。
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113062-thumb-350x350-8515.jpg)
3 ⑤の工具を万力で固定した後、(写真C-2)のパーツを工具にセットする。 (パーツの向きは、リアハブ分解方法の作業③を参照)ホイールのボディ側を下向きにセットして時計回りに回して完全に固定する。
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![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113063-2-thumb-350x291-8521.jpg)
4 ②の工具を万力にセットし、シャフトを通したハブをボディ側を上にしてセットする。
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113064-thumb-350x391-8524.jpg)
5 ③の工具にリングを装着し、ハブのボディ側にセットし、上部からもう一方の②の工具をセットしてプラスチックハンマーで叩きこむ。 (リングと工具の溝の向きに注意)
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113065-thumb-350x267-8527.jpg)
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113065-1-thumb-350x319-8530.jpg)
6 次に⑤の工具をセットした万力の上に、ホイールフリー側を下向きにセットし、ベアリングをセットしたシャフトを上から入れる。そして②の工具を使用してベアリングを打ち込む。
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113066-thumb-350x350-8533.jpg)
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113066-2-thumb-350x290-8536.jpg)
7 フリーの反対側に⑧のマルチパーパスグリスを塗る
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113067-thumb-350x269-8539.jpg)
8 ボディ側に⑦のスペシャルグリスを塗り、スプリング、ラチェット、ボディを装着する。
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113068-thumb-350x308-8542.jpg)
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113068-2-thumb-350x262-8548.jpg)
9 左右のハブキャップを手で押し込む。
![](https://d140.jp/wp-content/uploads/2019/05/11113069-thumb-350x303-8545.jpg)