ざっくりメモ

8年ぶりにモニタを買い替えて、12年くらいのDELLモニタの画作りの目慣れを数ヶ月を掛かってやっとPhilipsモニタに補正できて落ち着いていた頃。必要な要件を満たせない条件をコスパという妥協点で買い替えと使用し続けたUSBドック、LANがどうしても欲しくなり「高価なUSBドック」「USBドック付モニタ」の2択で7月くらいから探していました。
そこで買ってみたモニタ(329P1H/11)と使っているモニタ(326M6VJRMB/11)を目視レベルの超適当な比較をします。
極薄フレーム

確かに部品上のフレームは2~3ミリレベルの仕上がりです。しかし、画面を点灯すると印象がガラッと変わります。表示領域とフレームの間に10mmくらいの黒い縁が・・・。それでも「326M6VJRMB/11」の精神的な体積的な分厚さのフレームに比べたら大きな改善をしています。
音の調整
「326M6VJRMB/11」はマルチメディア向け製品で、画面や音に対してかなりのチューニング要素を設定からいじることができました。
「329P1H/11」には音量調整はあるがイコライザがなく、籠もった音をどうにか聴きやすく持っていく手段がありません。とりあえず音が鳴る程度で受け止めるしかありません。
HDR や SRGB
「326M6VJRMB/11」は映像規格ではガチ目の「Display HDR 600」認証を得ています。
SRGBもHDR 600もそうなんだけど、輝度低めで使いたい人にとって無用の長物なのだと気づきました。
PS5でHDR設定を行い「326M6VJRMB/11」でグランツーリスモとかやるとそれはそれはすっごいのだけど、距離を置かないと常に光が目に刺さって眼球がめちゃくちゃ痛いわけです。
基準満たさず彩度の薄いモニタを使って「全然彩度低いじゃん・・・」ってなるのも嫌なので、ポテンシャルは高いに越したことはないです。
「329P1H/11」はDCI-P3範囲は仕様上の明記はないものの、SRGB値は128%と高く「色薄っ!」って感じもなく、最近のMacBookの高色域・高彩度ディスプレイのどっしりした色調と同じものが映り好印象です。
P3もHDRも一時の流行り廃りの規格で、SRGBがやはり一般的だしそこに寄せて行く、それ基準で優劣付けていくのが最近の傾向なのかもしれません。
「326M6VJRMB/11」
色域(最小)BT. 709 範囲:100%*、DCI-P3 範囲:98.61%
色域(標準値)NTSC 114%*、sRGB 135% *HDRDisplayHDR 600 認定
「329P1H/11」
色域(標準値)NTSC 117%*、sRGB 128%*、Adobe RGB 89%*
「DELL U2713H」
AdobeRGB99%、sRGB100%の広色域に対応した多機能モニタ
※8年使い続けるサブモニタ、Windows,Steamゲームや4K表示が厳しくWQHDが限界のMacで使用中
画面の融通
「329P1H/11」にはPinP(ピクチャー・イン・ピクチャー)がないです。
個人的にはPinPがないからどういうことはないですが、人によってはマスト機能であります。
画面のバックライト
「MVA」か「IPS」の仕様だと思いますが、バックライトの階調も「IPS」が優しい、というか一般的で見やすいのかもしれません。
個人的なバックライトの設定は目に刺さる感じが嫌で暗めで使用しています。
「326M6VJRMB/11」で輝度レベル:1〜10くらい、「329P1H/11」で今現在、輝度レベル:15です。
画面の見え方
「326M6VJRMB/11」は両端が白く明るくなっている感じで曲面モニタが出るのはこのためなのかなと思いながら、数カ月を要してこの仕様に慣れました。数ヶ月はかなりのストレスでした。
「329P1H/11」も同じような感じになるのかなと予想をしていたのですが、決してそんなことはなく逆に両端が暗く見えるような「326M6VJRMB/11」の両端が明るく見える脳の処理や補正による慣れが出来ていない、追いついていない可能性があります。
操作方法
「背面ジョイスティック」か「下部フレームのスイッチ」かってとこで、「背面ジョイスティック」に慣れてしまうと「下部フレームスイッチ」は逆に腕が疲れてしまうのと直感的な操作が難しい感じがします。「背面スイッチ」ももっと縁の方にあれば・・・のたられば感がでますので、どっちがどうってのも慣れれば気にならないです。
USBドック(USB-C)
「329P1H/11」を買った決め手ですが、USB-Cケーブル1本でまとまるのはとてもありがたい。
でも、目の前にUSB-Cドックがあるかないかの違いなので、何かが劇的に変わるかといえば一般的には変わらないです。
個人的にはUSB-CのLANを熱望していたので、USBドックの費用も鑑みても「329P1H/11」のコスパは高いと言えます。
モニタ上のカメラユニット
「329P1H/11」はもれなくビデオ会議用のカメラが付属しています。モニタに押し込んで普段隠れています。
画質は、M1 MacBook Airのインカメラに比べたらかなり厳しいです。4KモニタorRetinaディスプレイに出しているのもあるかもしれませんが、おまけ程度に考えていたほうが良い画質です。
ただ、テレワークのことを一生懸命考え提案しているスタイルは評価されるべきだし、コスパ面でだいぶ貢献していると思います。
センサー類

「329P1H/11」エコのことを考えていろいろセンサーが付いているようです。
「👀PowerSensor」という機能があって、目線か人の存在を検知して勝手に画面が暗くなる、明るくなるをやってくれるのですが、M1 MacBook Airのシェルがセンサーの高さとほぼ一緒ですぐ画面が暗くなって辛いです。
思いついたら追記します・・・・