悲劇1 SDLMAME 0.216が起動しない

というかエラー吐いてクラッシュしてしまう。ほぼ1日これについて格闘していた気がする・・・覚書きとして記録しておく。

 

Error opening translation file English **Error loading plugin.ini**
Unable to open effect file bgfx/effects/gui_opaque.json
Unable to open effect file bgfx/effects/gui_blend.json
Unable to open effect file bgfx/effects/gui_multiply.json
Unable to open effect file bgfx/effects/gui_add.json
Unable to open effect file bgfx/effects/screen_opaque.json
Unable to open effect file bgfx/effects/screen_blend.json
Unable to open effect file bgfx/effects/screen_multiply.json
Unable to open effect file bgfx/effects/screen_add.json
Ignoring MAME exception: BGFX: Unable to load required shaders. Please check and reinstall the bgfx folder

Fatal error: BGFX: Unable to load required shaders. Please check and reinstall the bgfx folder

Segmentation fault: 11
logout
Saving session...
...copying shared history...
...saving history...truncating history files...
...completed.



こんなコードが出てうんともすんともいわない・・・。今まで見たことないエラーだし、SDLMAME 0.215まではこんなことなかったのに。

悲劇2 SDLMAME 0.215も起動しない

ほとんどのROMを呼び出すとクラッシュしてしまい、ごくたまに起動できるものもあるけど、ESCを押すと100%クラッシュしてしまう。
それどころか、それ以前のSDLMAMEもおんなじ現象が出ることになってしまった。いよいよMacも終了か・・・

悲劇1の解決

BGFX絡みがエラーを吐いている。海外のフォーラムを読むと「GITから落としてきて入れ替えろ!」とか書いてあるのでやってみたがNG。当たり前か・・と気を落としてさて困った。思いつきで苦し紛れにやったのが以下の方法。

フルパスでBGFXのパスをmame.iniに指定してあげる

だ。これが成功して起動はするようになった。が、ROM読み込みでクラッシュ、ESCボタンでクラッシュと散々。。。数週間に1回起動するかしないかなのに悔しくて仕方ない。

悲劇1の解決2

色々やって何やってもだめで、そういえばRADEON RX VEGA絡みで先日OSのアップデートしたなと思い、苦し紛れで以下のことをやってみた。

ディスクユーティリティでアクセス権の修復をやってみたらクラッシュしなくなった。


これが見事にハマり、無事に起動やクラッシュから開放された。

何度も何度も、同じ現象に悩まされてOS再インストールしたり無駄な動きをする中で「BGFXのjsonをいじるとクラッシュしまくる」という傾向に気付いた。

Last login: Mon May 18 22:32:47 on ttys000
d140@Mac-Pro ~ % /Volumes/XXXXX-XXX/mame0220-64bit/mame64 ; exit;
Average speed: 103.01% (101 seconds)
Average speed: 98.87% (26 seconds)
zsh: segmentation fault  /Volumes/XXXXX-XXX/mame0220-64bit/mame64

↑ こればっかで、たまに起動するけど、ESC押すとクラッシュして終わる・・・地獄のループが延々と・・・続くも・・・

BGFXのJSONを書き換えたら、MAMEやBGFXの入ったディスク自体のアクセス権をディスクユーティリティのFirst Aidで修復することで「クラッシュ」や「zsh: segmentation fault」を回避できるようになった。

BGFXをいじりだしたのは、デフォルトでドットがボケてしまうところを解決したかったからだ。あわよくば、もっと高速にMAMEが動くかもしれない。リッジレーサーのフレームレートが98.5%が100%になるかもしれない、そんな夢を抱いて雨の週末を過ごしていたところでようやく原因をつかめた。

が、

動作がやはり安定しない・・・アクセス権じゃなかったか・・・ECCメモリに変えたからなのか まだまだ光は見えない。

安定して起動させたい。。。 続報はこちら「SDLMAME 0.220に起こった悲劇と覚書き」

悲劇3 画面がボケてしまい、アンチエイリアスかかった画面から抜け出せない

とにかくボッケボケ、ドットがぼけてて気持ち悪い。SDLMAME 0.216を起動すると何故かぼける。mame.iniを何度いじろうが頑なにボケ続ける、ネ申かお前は・・・。SDLMAME 0.215以前を起動するとくっきりする、絶対にボケない。原因も分からずネット調べてもマニアック過ぎて5年前とかのフォーラム記事が出てきちゃうし、独自に暴れまわるも解決せず。

悲劇3の解決

おのれbgfxめ、お前だったか・・・

設定ファイルいじってもだめならUI画面で探すしかない。どうにかこうにか見つけ出した設定が以下の方法だ。

ROM選択画面で「Configure Options」から「Video Options」の「Video Mode」を「bgfx以外」にする

opengl神がかり

たったこれだけ。「Bilinear Filtering」はやろうがやるまいが「bgfx」はぼかしてくる。bgfxで選べるフィルタからくっきりしたもの選べるがなぜか設定が保存されずROMを起動するたびに設定することになり激しくストレス。

【ベスト】BGFXの画像フィルタの初期設定値を変える

これですな、これです。

bgfx_screen_chains の値を default -> _defaultのアンダースコアや、MAMEの画面フィルタ設定に出てくるノンフィルタ状態が反映される文字列なら何でも良さそうです。

2019.12.15 追記:OS再インストールで同現象に遭遇してしまった

RADEON周りの調整がへぐってしまいRX VEGA 56で表示しなくなってしまいOSを再インストール。
そんでもってまた起動しなくなり、上記対応をしても全く効かなくなってしまった。散々立ち回った挙げ句苦し紛れにやったことが

SDLライブラリを最新化した。

入れ替える前のSDL2ライブラリが2014年の作成日でした、これを更新してみたらサクサク起動するようになりました。アクセス権関係なかったかな・・・色々暴れまわりました、日曜の数時間が・・・(T_T)

おわりに

SDLMAME 0.216 STAR BLADE

なんmacOS 10.15 Catalinaが関係しているのかな。OpenGLなくなったんだっけ?そんな感じがしました。フルパス指定、アクセス権の修復、UI上のビデオ設定を行い、なんとか半日使って解決出来ました。3つ遭遇した悲劇はそれぞれ海外のフォーラムでかなり年月過ぎたやりとりの履歴がわんさかあって、みんな適当なこと言ってるなぁ解決してないじゃんって。

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MAME, ゲーム,

Last Update: 2024-03-02