雷´∀`)ノ スパムみたいなタイトル
フリーランスで仕事始めてオフィスチェアを壊れては買い替え、ていうか壊れすぎじゃね?ってくらい不調になったり壊れたりする頻度が高く、すこし高めのオフィスチェアを多慶屋で買ったのだが腰が痛くなるし蒸れるし散々だった記憶がある。アートやデザイン、写真家でもある友人にアーロンだと勧められたのがきっかけでアーロンチェアを購入したのが14年前である、思い出話を絡めてリマスタードへ。
2006年
なんか、特殊なカラーって6週間だか12週間だか納期まで掛かることが多いらしく、即納は真っ黒のゴキブリみたいな色した如何にも量産型って感じのしかなくてネットの検索順で何ページも深くかすった程度の情報から「ポスチャーフィット フル装備 Bサイズ チタニウム タキシード ホワイトゴールド」が即納できる業者・お店を探し当てた。ネットで注文して速攻お店に電話して、2006年3月13日に注文して山形なら1日っしょって焦られて翌日に届けていただいた伝説のアーロンチェア。
しかもこの色と網目、速攻受注が中止だか停止になった伝説のモデル。その辺のゴキブリモデルとは大違いだと優越感と、圧倒的に仕事に集中できる何時間でも座ってられる身体に完璧にフィットする最高の椅子であった。
座面交換の際には、今はその場で直すような情報があるが昔は回収していた。椅子がなくなる期間は代替のアーロンチェアを貸与してくれる神っぷりが最高だった。
2020年
ふと、RSSだかネットバナーでたまたま表示されたアーロンチェア。どうやら4年前にリマスタードとして生まれ変わったらしい、知らなかった。ちょっと気になりだす、どうせ買うならまた同じ明るい色のモデルかな・・・納期8〜12週間待ちって・・・しかも受注モデル25万円ってたっか!!!!!!!と眺めていると同じ見た目でも細かいパーツの差で値段が細かく別れている。2時間くらい調べまくって全容を把握する。
今座っているチタニウムタキシードと同じ性能を満たすモデルは最低20万円スタートか・・・しかも納期が早くて1ヶ月後・・・
待ってられん・・・「即納」「安さ」「保証」・・・この要件を満たすものが・・・たまたま見つけてしまった。
異次元のPayPayボーナスやTポイントバックと天秤にかけても、チャンス到来。もたもたすると売れてしまう・・・・詐欺かもしれん・・・しかし気付いたら買っていた。
昔もマイナーアップデートという名の改良はされてきたが、金属と同じくらい樹脂が固く強度的にも環境面・リサイクル面でも優位にあるみたいで、金属パーツから樹脂パーツに置き換わっている場所がものすごく多いと感じたリマスタード。
即納・価格最優先だと量産型のゴキブリカラーになってしまうが、思った以上に黒くなくグラファイト。椅子として要件を満たせばそれで良い、14年経って無意味な優位思考から開放された。
1つ気になっていたことがあった。6万円プラスするとポリッシュドアルミニウムベース&本革仕様も選ぶことが出来た、市場価格よりも8万円安い。だが、本革は経年劣化すると散々だ、保証も効かない。でも革を試したい、そんな思いでフリマアプリで、ある日本製のアーロンチェア用のアームレストカバーを買ってみた。
あるショップでアーロンチェアを買うと付属している、または8800円で売っているものだ。日本の職人が本当に作っているとしたら精度がイマイチでも頑張ってる感でそれくらいの値段が付いてもおかしくないのかもしれない。約半額で手に入ったのと、革の匂いが漂ってなんとも良い感じである。
これとは別にヤフーショッピングで水牛の革を用いたアームレストカバーも売っていた、そっちのほうがアーロンチェアの最上位グレードと見た目が近いと思う。
次の10年、20年をこの椅子で
学生時代から、いろいろ椅子を買い替えて来たがいまのところ1番のアーロンチェア。
14年経過しても壊れない、不具合もなし。フリーランス時は10数年間、毎日12時間〜14時間は座っていた。どんなにくたびれてのけぞろうが、前傾モードで前にせり出そうがビックリするくらい壊れない。本当に身体に合わない人もいるのかもしれないが、ここまで耐久性を誇る椅子は見たことがない。
グラファイトの新型はまざ座面が熟れていないのか、硬さを感じる。チタニウムタキシードは完全に身体が当たる部分を包み込んでいく感じで、前のほうが良かったって感覚がいまだにある。じきに荷重に対して形状が熟れて来るのを待ってみよう、何歳まで持ってくれるか、楽しみな椅子である。